旅から何か新しいものを見つけることができるだろうか?

「旅はいつも何か新しいものを見つけることができる。本当だろうか? 旅に出たくなるとき、それはたいてい日常の頑張りが行き詰って息苦しくなってきたときなのかもしれない。 視点が固まり、日常のルーティンの中におぼれているときかもれない。」 そういう時に僕は旅に出たくなるものです。 でも、旅の中で新しい価値あるものを見つけられることは本当に少ないです。 だからこそいつもではなくてもたびのなかで見出したものは貴重です。 しかし、年齢を重ねる旅にはなかなか出られなくなります。 行き詰まっても我慢が基本です。 私もそういう我慢の中から少し旅に逃げ出したことがあります。 簡単に言ってしまえば日常から逃げるわけですが、旅は何かから逃げているのに似ています。 逃げているときはなかなか新しいものとは出会えないものです。

旅はどうやって終わる?

少ない連休で温泉旅行に行くならば、予定通り帰る時が旅の終わりになります。 ただし、それは「旅」でしょうか? 目的も予定もないからこそ自分の創造性を試し、危機を回避し、新しい出会いがあり、そこから新しい価値を見出すことができるのではないでしょうか。 それならば、予定のない旅はどこで終わるのでしょうか? 世界を放浪するバックパッカーは自分を探している場合が多いです。 自分が価値ある人間であるという証拠のようなものを探しています。 彼らの旅はどこで終わるのでしょうか? 観たこともない絶景に出会ったときにもうそろそろ帰ろうという気になりました。 それはきっと自分の価値を見出したからです。 その絶景は、妻のおなかのエコー写真でした。